pCloud
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【2023年最新版】pCloudの最新情報を徹底解説します!

これを読めば全部分かる!

以下の記事は、2024年9月時点の最新情報です。

pCloudって知ってる?

pCloudは、セキュリティ大国スイスで生まれたクラウドストレージサービスです。
2013年にスイスで誕生し、瞬く間にヨーロッパ全土へと広がりました。その後、アメリカ、中東、アジア地域へと順調に拡大していき、日本に上陸したのは2020年のことです。

クラウドストレージって何? という人のために、ちょっとだけ解説しておくと、要するにインターネット上にあるファイル保管庫のことです。DropboxとかOneDrive、Google Driveなどの保管サービスのことを総称して「クラウドストレージサービス」と言います。

pCloudもそんなクラウドストレージの仲間ですが、非常に高いセキュリティGDPR準拠のプライバシー保護、そして一度支払ってしまえば追加料金を必要としない買い切りプランを備える、突出した特長を持つ次世代のクラウドストレージです。

もちろん日本でも、pCloudは高く評価されています。
日本の認定制度を取得したり、優れたクラウドサービスとして表彰されたりもしており、2024年も日本赤十字社への寄付活動で表彰されています。

ヨーロッパ発の新しいクラウドストレージ、pCloud。
今回はこのpCloudについて詳しく説明していきたいと思います。ちなみに僕は、pCloudの日本オフィシャルパートナーとなっているノイテックス有限会社の代表を務めています。pCloudを日本に紹介し、日本での販売や広報活動などに協力して、pCloudの日本展開を支えています。

pCloudのご紹介

ダウンロードGoGo!版
pCloud サービス概要まとめ

当記事と併せてご覧ください。

pCloudとは? サービス概要をご紹介します。

pCloudは新しいクラウドストレージという説明をしましたが、ここではpCloudの概要についてまとめました。どうぞご覧ください。

項目概要
サービス名称pCloud(ピークラウド)
提供会社pCloud社(pCloud International AG)
代表者(CEO)Tunio Zafer(トニオ・ザッファー)
総ユーザ数2000万人超(2024年時点)
日本での表彰・認定ASP・SaaSの安全、信頼性に係る情報開示認定(2023年)
クラウドアワード2023 審査委員会賞(2023年)
日本赤十字社 銀色有功章(2024年)
ラインナップ通常版(個人用)
月間・年間・買い切りの各プラン
最大容量:17.5TB

ファミリー
買い切りプランのみ
最大容量:17TB

ビジネス
月間・年間の各プラン
最大容量:1人あたり1TB、上限設定なし

ビジネス Pro
月間・年間の各プラン
最大容量:1人あたり2TB、上限設定なし

Encryption(オプション)
年間・買い切りの各プラン
pCloudに強固な暗号化フォルダを設置するオプションです。

pCloud Pass
月間・年間・買い切りの各プラン
pCloudとは別商品のパスワード管理ツールです。
サーバ設置国pCloudはアカウント作成時に、「USサーバ」「EUサーバ」を選択できます。
プライバシー、データ保護に関する法律が異なります。→ 詳細はこちら
対応デバイスWindows
Windows 7以降推奨、XP用もあります。32 / 64ビット両対応。

Mac
macOS 10.13以降必要、Intel / Apple Silicon 両対応。

Linux
AppImage形式として提供。
Ubuntu 14.04以降、
Debian 8以降の派生ディストリビューション、
Fedora 21、Linux Mint、Arch Linux、openSUSE、Sorusなどに対応。

Android
Android 7.0以降必要。

iOS / iPad OS
iOS / iPad OS 15.0以降必要。
主な機能クラウドストレージへのファイル保存機能
デスクトップアプリ、モバイルアプリ、Webサイトでの操作に対応
外付けドライブ方式・ファイル同期方式の両対応
ファイル共有機能
アクセス制御付きのファイル共有機能(ビジネスのみ)
ファイル履歴による巻き戻し機能
pCloud Encryptionによる強力な暗号化フォルダ機能(オプション)
最大5人でのシェア利用(ファミリーのみ)
モバイル機器で撮影した写真をpCloudに自動保存
スクリーンショット画像をpCloudへ自動保存
PCデータの自動バックアップ機能
データリージョンの設定(途中変更の場合別途有料)
外部ユーザからファイルのアップロードを受け付けるファイルリクエスト機能
保存した音楽再生・リスト作成機能

pCloudの実際の様子を動画でご紹介します

pCloudはデスクトップ版、モバイル版、Web版の3通りの方法で利用することができます。
今回、その中のデスクトップ版「pCloud Drive」の解説動画を作成しました。
実際に動いている様子を確認できますので、ぜひご覧ください。

音声付きです。ご注意ください。

pCloudの3つのポイント

pCloudが、ほかのクラウドストレージと違う点は大きく3つあると思います。
「Google Driveなどとどこが違うの?」と思った方は、こちらをご覧ください。

pCloudの高いセキュリティ

1. 極めて高いセキュリティ性能

pCloudのセキュリティ性能は、他のクラウドストレージより大きくリードしています。
その中核となっているのが、pCloud Encryption(pCloud Crypto)です。別途有料のオプションサービスですが、これを実装することでセキュリティ性能をグンと底上げすることができます。

pCloud Encryptionを購入すると、pCloudの中に、専用のフォルダが1つ用意されます。
そこに保存したファイルは、たとえどんな方法を用いたとしても、持ち主以外がフォルダを開くことはできません。

ここでセキュリティについて詳しく説明するのは疲れそうなので、ごくごく端的に解説すると、ゼロナレッジという新しい考え方に基づくセキュリティの仕組みが取り入れられていて、pCloud Encryptionのフォルダを開くにはパスワードが必要なのですが、そのパスワードはPCにも、スマホにも、pCloudのサーバにも、どこにも保管されていないという不思議な状況を作り上げています。

パスワードを入力しても、そのパスワードが正しいかを確認できない……しかし、正解のパスワードを入力しない限り絶対にフォルダは開きません。
もし忘れたとしたら、本気で諦めるしかありません。パスワードが保存されていないため、pCloudのサーバ管理者でもパスワードを探すことはできません。

パスワードは暗号化されているわけではなく、本当に保存されていないのです。
この不思議な仕組み、ゼロナレッジの技術により保護されているのがpCloud Encryptionです。

実際のところ、2013年創業から約10年。これまでにも腕に覚えのある世界中のハッカーに懸賞金を掛けてEncryptionの突破チャレンジを開催してきたのですが、今のところ誰も突破できていません。

そんなpCloud Encryptionを使わない場合でも、もちろん他社製クラウドストレージに劣ることはありません。ですがセキュリティを高い水準で保っておきたい方や、次世代のクラウドストレージに興味を持っている方は、ぜひpCloud Encryptionを本体と一緒に購入することをお奨めします。

pCloudのプライバシー保護

2. プライバシー保護への取り組み

2つめのポイントは、プライバシー保護への取り組みです。
ヨーロッパは人権意識のひときわ高い地域です(歴史に詳しい方がその昔の惨状にツッコミを入れたくなる気持ちは分かりますが、今回は抑えてください!)。一度の漏洩で際限なく被害が広がりがちなデジタル時代に対応して消費者を保護し、自分の個人情報は自分自身で管理するべきだという思想のもと、GDPR(General Data Protection Regulation、一般データ保護規則)という法律が2018年から施行されています。

GDPRをひと言で説明するのは難しいですが、「世界で最も厳しい個人情報保護法」とも言われており、大変厳しい法律となっています。強制力があって、EU加盟国の企業はどれもGDPRを遵守する義務を負い、違反が認められると罰金などが科せられます。日本の罰金で考えてはいけません。一発でそこそこの規模の企業でも傾くレベルの莫大な罰金が科せられるのです。

しかもヨーロッパ外であっても、ヨーロッパ人も利用する可能性があればGDPRの対象に無理矢理含められます。Yahoo! Japanでさえ、これに対応できないとして何年か前にヨーロッパ地域でのアクセスを遮断したくらいです。

pCloudは、その厳しいGDPRに準拠しています。
ユーザがpCloud内に保存したデータは保護され、pCloudの従業員や関係者が覗き見ることはできません。保存したファイルは256ビットの暗号化を施された上で保管されており、まず解読は不可能と言って良いでしょう。256ビット暗号化を解析するというのは、ゴビ砂漠の中からダイヤモンド1個を探し出す方がまだ現実味がある……と言われるほど、膨大なパターンを解析しないと解読できません。

現時点でまだ他社製クラウドストレージの中には、ユーザデータの取り扱いが曖昧だったり、ユーザの権利を認めないルールがあったりする中で、pCloudのユーザデータ保護への姿勢は特筆すべきものがあります。この観点からもpCloudは高いセキュリティと透明性を求めるユーザにとって、最適な選択です。

買い切りプラン pCloud

3. 一度払えば終わり。買い切りプランの登場

サブスクリプションが当然だったクラウドストレージ界に、突如として現れたpCloud。
彼らが携えていた武器は、買い切りプランでした。

おそらく10年前では、誰も実現可能とは思っていなかった買い切りプラン。
99年、またはその人の一生涯のうち、どちらか短い期間において、追加料金一切無しでpCloudをずっと使い続けることができるというものです。

ここ1〜2年ですっかり耳にしなくなりましたが、ちょっと前までは「買い切りプランを掲げる会社は100%倒産する」とか「どうせ何かまずいことがあったら日本から撤退する」などとよく言われていました。根拠もないのに断定形で言われたりするので、当時は本当に腹立たしい思いをしましたが、pCloudだってバカじゃないので、無策でこんなプランを出していません。

今年の1月に僕はpCloud社CEOトニオ・ザッファーさんと直接面談していますが、非常に頭の回転の速い方でした。買い切りプランの仕組みすべては教えてくれませんでしたが、僕が聞く限りではそんなに簡単に崩れるようなプランではないように感じました(僕も経営者25年生です)。

実際のところ10年間でユーザ数は2,000万人を突破し、毎年数万人規模で伸び続けています。経営状態も良好で、2024年時点でも新たな投資家を迎え入れています。経営状態は健全・良好そのものです。

買い切りプランで変える容量は、2020年から少しずつ増え続けており、2023年時点では最大で16TBまで拡張できましたが、現在は個人用プラン17.5TB、ファミリープラン17TBまで拡張できるようになっています。今後も、ちょっとずつ大きくなっていくはずです。

大容量クラウドストレージが欲しい、サブスクでなく買い切りで欲しい、そんな方にはpCloudはお奨めです。例えばGoogle Driveで20TBの容量を契約すると、月額約26,000円程度です。これをpCloudなら一括で41万円前後で購入可能です。26,000円で割ると、1年3〜4ヶ月くらいでトントンになる計算です。

手持ち資金がある場合は相当お買い得なので、pCloudはお奨めだと思います。

pCloudの日本での展開はどのくらいなの?

2020年にpCloudが日本上陸を果たして以来、pCloudユーザは順調に増え続けています。
pCloud社によると、2024年時点での日本人と思われるユーザは10万人程度と考えられており、まだまだ少ないにせよ、4年間で積み上げてきた結果だと見ています。

ノイテックス有限会社とpCloud社は顧客情報の共有をしませんので、あくまでノイテックス側の持っている情報だけですが、大学、病院、地方自治体での利用が多い印象があります。やはりセキュリティの高さ、安全性の高さが評価されているように感じています。
特に日本側でのサポート対応に期待する声は大きく、仲良くなった方に尋ねると決め手はスピーディーな対応と日本でのサポートだとよく言われます。ありがたいことです。

実際に、日本国内での活動をご紹介したいと思います。

2023年に、僕の会社が音頭を取って、ASP・SaaSの安全、信頼性に係る情報開示認定を取得しました。これは要するに、企業や地方自治体などがオンラインサービスを選定するとき、「このサービスは大丈夫か?」というのを判断する際に参考にされる認定制度です。専門家、業界関係者、学者などが数百に及ぶチェック項目を審査し、「信頼できる」「安全だ」と判断されたものが認定を受けるのです。

さらに同年、クラウドストレージだけでなく、会計サービスやデータ処理サービスなどクラウドサービス全体の業界団体と総務省が実施しているクラウドアワード2023にノミネートされ、審査委員会賞を受賞しています。これも活躍めざましいサービスに授与するものだそうです。

2024年に入ってからは、能登半島沖地震に心を痛めたpCloudメンバーの発案で、売上の一部を日本赤十字社を通じて寄付する活動を行い、その活動が表彰されました

このように、pCloudの日本での展開は非常に積極的で、しかも次々に展開をしています。
pCloudは日本の社会を構成する一部となって、長く日本のユーザの役に立ちたいのだ、という話は上陸当初から聞いていたことで、その実現に向かってまっすぐに進んでいると思います。

日本でも安心して使え、長く付き合っていけるサービスを求めるなら、pCloudは良い選択だと言えるでしょう。

日本で購入するなら、ダウンロードGoGo!がお奨めです。

最後に宣伝じみて恐縮ですが、日本でpCloudを買うなら当社販売サイトダウンロードGoGo!がお奨めです。もちろん、pCloud社もお奨めしています。

理由は幾つかあります。
まず1点目は日本円で購入できること
pCloudは基本がドル決済です。日本からクレジットカードで購入すると、外貨手数料が結構掛かります(詳しい解説はこちらの記事を読んでください)。ダウンロードGoGo!なら日本円決済ですし、手数料などの余計な費用も上乗せしていません(消費税も込みです)。

2点目はサポートの共通化が行われている点です。
pCloudのメンバーとは毎日チャットで繋がっていて、相互連携がしっかり取れています。僕たちが日本語で受け付けて、そのままチャットで連携、その結果を日本語で説明しています。pCloud日本担当チーム自慢のコンビネーションで対応されます。

3点目は日本向けセールの存在
pCloudは年間を通して、何度かセールを実施します。
そのときによって個人版だったり、ファミリー版だったり、またはプランを別のものに変えたりしてバリエーション豊かにセールをしますので、「ここぞ!」というところで買ってください。
この時期はダウンロードGoGo!自体はセールしていませんが、その代わりに協賛イベントを実施しています。イベントに参加したお客さま向けにAmazonギフトカードやスタバのドリンクチケットなどをプレゼントしています。もらえる金額も大きいので、参加しないテはありません。

もしこの記事を読んで、pCloudに興味を持った方は、ぜひダウンロードGoGo!での購入をご検討ください。日本のオフィシャルパートナーである僕たちが、高い信頼性と安心感をご提供します。

pCloudの諸情報はこちらにまとめてあります

くまカレー

子どもの頃からパソコン好きで、趣味が昂じて1999年に起業。以来ソフトウェアの販売を手掛けて20年以上。扱ったソフトは累計10,000本以上を数える。カレーが燃料。

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