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	<title>ノイテックスWebサイト</title>
	<link>http://n-techs.com</link>
	<description>お前と、くま社長の、カレー談義。</description>
	<lastBuildDate>Thu, 04 Mar 2010 04:14:30 +0000</lastBuildDate>
	<docs>http://backend.userland.com/rss092</docs>
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	<item>
		<title>「にんにくカレー」</title>
		<description><![CDATA[　数年前のことになりますが、「田子にんにくカレー」という缶詰のカレーがありました。
　これがとんでもなく美味しくて、僕的に“国産レトルトカレーNo.1”であると激賞しているのですが、有楽町歩いていて偶然「にんにくカレー（田子産にんにく使用）」という本品を見つけ、思わず買ってしまいました。
　ルゥをスプーンですくい、ひっくり返すと、ボテッと落ちます。
　ボトボトッと落ちるわけでも、サラッと落ちるわけでもなく、ボテッと落ちるのです。
　その様を眺めていて、ふと小学生の頃、家庭科で「ホイップクリームはこうなるまで泡立ててください！」と先生が泡立て器からクリームが落ちる様子を見せていた記憶が、俄に走馬燈の如く脳裏に蘇ってきました。
　そしてボテッと落ちた直後、まさか……読者諸君もまさかとは思うかも知れませんが、なんと、そのルゥは震えたのです。まるでプリンのように！
　油ギッシュ。そしてやたら濃い。
　何年か前に食べたアレですよ、そう、熊カレー！ 臭みを消すために無茶なカスタマイズを施したカレー。あんな感じのルゥです。
　カレーを食べて、わずかに「ジュルッ」という音を立てるのは如何なものかと。
　決して食べられないレベルではないのですが、なんというか、イラッと来る感じですね。
　具は多分にんじんとにんにく。
　にんじんもにんにくもほぼ溶けてしまっており、もうナニがナンだか分からないです。
　ここに来てウホッ！
　パッケージの裏に「味が濃いと思われる方は、牛乳又は水で薄めていただくと、まろやかな味になります」って、おいおい！ どんだけユーザに妥協を強いるレトルトカレーだよ、それ！
　とりあえずこのルゥで批判を浴びることは想定済みで、水で薄めろというのは、過去多くのレトルトカレーを食べてきて初めての表示です。しかも水で薄めたカレーなんて、味どうこうの問題を超越して酷いことになります。
　今回ばかりは純粋な酷評でしたが、にんにくの風味も死んでおり、とても残念。
　僕はにんにく好きで、青森産をわざわざ取り寄せてもらって使っているほどのファンです。しかも見ての通りのカレー好き。決してアンチの立場で評価しているわけではないことは明言しておきたいです。
　青森のにんにくの本当の美味しさを伝えるカレーを、メーカーがもっと研究して開発していってくれることを望んで止みません。
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		<link>http://n-techs.com/archives/1286</link>
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	<item>
		<title>「炭火焼肉たむらのお肉が入ったカレー（激辛）」</title>
		<description><![CDATA[　前回に引き続き、京都土産シリーズ第2弾。
　京都とはあんまり関係なさそうですが、「黄金カレー」の隣に並んでおり、しかも金色で目立ちまくっていたので、思わず買ってしまったものです。
　前回は「黄金カレー」なのにパッケージは赤色で、その隣のカレーはパッケージが黄金色……意味がありそうで全然なさそう（笑）
　さて、早速試食です。
　辛さは、CoCo壱番屋で食べる4〜5辛程度の辛さです。決して激辛というわけではないですが、世間一般のレトルトカレーの辛口と対比すると、確かに、まあ、激辛です。普通の味覚を持った人なら、辛くて食べられない、ナントカ食べられる、のギリギリ境界線なのかも知れません。
　味わいは……普通。先の「黄金カレー」が、意外にルゥにこだわった作りをしていて好感触でしたが、それと比較すると、普通。決して不味い部類ではありません。ただ、やっぱり煮込みが甘いのでルゥの中にじっくり溶け込んだ野菜や、折角の牛肉のダシというのは余り感じ取ることができませんでした。
　それでも評価すべきは、牛肉は美味しかったという点。炭火焼肉のお店の面目は保てると思います。結構大きめの肉がゴロッと入っていますし、レトルトにしては固すぎず、まあ、許せるレベルではないかと。ただ、そのため、内容量200gのうちの結構な部分がサイコロ牛肉に分捕られており、ルゥの全体量が少なめです。230gくらいにしてルゥを増やして欲しいですね。
　これで京都土産は終わり。
　実はまだ結構な種類のストックを保有しているのですが、なかなか食べる機会が。
　連続して食べて身体を悪くするのも困るので、週に1〜2度レトルトカレーを食べ、レビューしています。
　週末か来週、今度も面白いカレーを食べてレビューしますので、どうかお楽しみに。
]]></description>
		<link>http://n-techs.com/archives/1281</link>
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	<item>
		<title>「黄金カレー」</title>
		<description><![CDATA[　先日、墓参りを兼ねて京都へ出かけてきたのですが、その折りに土産物売り場で見つけてきた「京都祇園 黄金カレー」なるものを試食してみましたので、レビューを書きます。
　江戸時代より受け継がれてきた「黄金唐辛子」の原種から作られた唐辛子と黄金ウコンを配合した“黄金づくし”のカレーということですが、実際には黄金色をしているわけではありません。していたら「サボテンカレー」以来の驚愕展開だったわけですが、今回は幸か不幸か普通のカレーです。実際の黄金唐辛子は、黄色の唐辛子です。鮮やかな黄色をしています。黄金ウコンはオレンジ色の鮮やかなウコンです。決して黄金色であるわけではありません。
　実際の中身はこんな感じ。
　赤みがかった茶色、という感じです。見たところ、結構辛そうな雰囲気です。
　僕も色々なレトルトカレーを食べ続けているので、微妙に分かる気がしているのですが、ルゥの表面につぶつぶした細かいものが見えるのは、結構丹念に煮込んである証拠だと思います。こういうカレーはほぼ疑いなく美味しい。食べる前から期待は高まってきます。
　早速戴きます……ん、やっぱり。カレーのルゥが美味しいです。
　味わいとして、きめの細かい味がします。バランスの良い、丁寧な作り込みを感じます。
　以前食べて「神の業」とまで評価した「田子にんにくカレー」などもこの部類で、大変よく煮込んで深い深い味わいを出しています。
　僕はインドやネパールのカレーが好きで、自分で作るときも原則この分野のカレーになるのですが、これらのカレーは余り深く煮込むことはありません。煮込み自体は強火で10分前後。チキンカレーなどは沸騰して少ししたらもう出来上がり。大変早いのです。しかし、日本式のカレーという土俵の上でやるのなら、じっくり煮込む味わい深いカレーが好みです。一等手の込んだ、ご馳走としてのカレーというのもいいものじゃないですか。特に外で食べるなら、ウチだと家人に嫌がられそうなほど深く煮込まれたカレーが食べたいと思いますよね。
　もうひとつの期待していた辛さですが、なるほど、辛いです。他のカレーの「辛口」相当だと思います。10倍の辛さはありませんが、中辛という表記のある他のレトルトカレーと比べると幾らか辛めな感じです。ただ、そこは一般のお客様でも楽しめる程度の辛さに設定してあるのが、さすがと言うべきでしょう。
　辛さも表面的な辛さというより、ジワッとしみ出すような辛さ。
　唐辛子の辛さは表面的な、舌の痛くなるからさ。
　胡椒の辛さは内面から来る、ジワジワとした辛さ。
　このカレーでは、確かに前者的な辛さなのですが、ジワッとくる胡椒っぽい辛さも含まれていて、これもよく煮込まれたカレーのルゥが表面的なツンツンした辛さをある程度消してくれたため、ジワッとした辛さだけが後から後から付いてくるような雰囲気になったのだと思われます。
　味もよく、辛さもそこそこ。ただ、ひとつだけ。惜しむらくは、豚肉が鶏ササミみたいにカスカスだったこと。脂身いっぱいも困りますが、もうちょっと柔らかい肉が欲しいところです。画竜点睛に欠く、とはこのことです。
　総合して「美味かった」と思います。多少改良の余地はありますが、完成度は高いカレーだと僕は思いました。
　特にルゥの甘さと、黄金唐辛子の辛さのバランスは絶品で、これは大変に高いレベルのものだと思います。これの辛口があるのなら、ちょっと試してみたい気がするのです（メーカーサイトでも一種類しか扱っていないので、中辛のみなんでしょうね）。
　なかなか面白いカレーでした。ごちそうさま！
]]></description>
		<link>http://n-techs.com/archives/1276</link>
			</item>
	<item>
		<title>ブロッター：ルビナート 179po</title>
		<description><![CDATA[　森山モデルの万年筆は、本当にいつでも豊潤にインクが流れ出てきます。
　そもそもスルスル、ヌラヌラの書き心地というのは、紙と万年筆の間にインクの膜が覆い、それによって滑るようにペンが動く様を言うわけですから、当然インクの量が少ないとどうしようもないのです。インクの流出が適度に豊かであることは“万年筆で書く”を楽しむのに必要な条件となります。
　しかし、反面、インクの量が多いと言うことは、つまり文字を書いたあとに乾燥のための時間が必要である、ということです。書いた直後に手で触ってしまうとインクが広がってしまって残念な感じになってしまいます。待てばもちろん良いのですが、待ってばかりいられないのが世の常のことで、そんなときはティッシュペーパーを押し当てて……では、ちょっと寂しいですよね。
　そんなとき使うのが、この「ブロッター」です。見かけ黒板消しのような形をしていますが、下の面が丸くなっていて、これをゴロゴロさせて紙面に余る万年筆や印鑑のインクを吸い取るわけです。僕が見たのはたしか祖父の家だったように思います。まさか自分も使うようになるとは思いもしませんでしたが……
　が、せっかくなのでアンティークなブロッターが欲しい！ ネットはもちろん銀座界隈まで進出して探したのですが、なかなか気に入ったアンティークものがありません。そもそも最近では大型の文房具店に行っても「ブロッター？」ナニソレ、シラナイヨ、と言われてしまうほど廃ってしまっているので、そもそもアンティークの絶対量も少ないみたいです。田舎の古い文房具店に行くと、棚の上に埃かぶって置いてあるくらいですから、実は新品だってアンティークみたいなもんです。
　当初からの希望では、持ち手が真鍮でできていて、できるだけシンプルだけど、アンティークなので適度な使用感があったら良いなぁ……と思っていました。しかし、僕が見つけたアンティークのブロッターは装飾がやたら派手なものが多く、個人的な感性ですが、あんまり趣味じゃなかったのです。
　半年くらいウォッチしつづけ、結局アンティークに見切りを付けた僕は、悩んだ末にフランチェスコ ルビナート社のブロッターに気持ちが落ち着いてきました。
　フランチェスコ ルビナート社は、50年代に創業したという、この分野にしては比較的新しめの会社ですが（ペリカン社などは200年近い歴史があります）、文化人に愛されるアンティーク仕様の文房具を専門的に作るメーカーとしての地位を確立させています。伝統的な技法を取り入れるためにガラス職人や革細工職人などイタリアの名工を集めてくるほどの本格で、たちまち国中の話題となり、現在では世界14カ国で販売しているという会社です。
　そのルビナートのブロッターは、僕が求めていた「持ち手が真鍮」「シンプルなデザイン」という点にぴったりと一致していて、これで本当にアンティークだったら……と思わずにはいられませんが、それでも大変よくできています。手作りの作品だけあって、細かい点で乱れがあって、それがまた面白い。例えばブロッターの下面部に一部ポツッとした出っ張りがあります。ニスが固まった時のタレらしいです。こういう手作りっぽさって嫌いじゃないんですよね。なんか得した気分。日本製品ではなかなかお目にかかれない手作り感です。
　他のブロッターと比べると随分小さくもあって、これがなかなか可愛いし、置く場所に困らない。日本でも1〜2社が未だにブロッターを作っているのですが、本当に黒板消しのような大きさなので、僕としてはこの可愛らしさを愛したいと思います。携帯電話とほぼ同じ幅、折りたたんだ携帯電話より短い長さ。
　ブロッターの持ち手をクルクル回すと分解できて、長方形の吸取紙を挟むのですが、ここで残念なことに吸取紙がないことに気づきました。ルビナート純正吸取紙はどこも在庫切れ。しかも売っていた場合も1,000円するんですよねぇ……なんたって手漉きの紙を使いますから。
　ブロッターだけあっても紙がないと困る。色々な文房具店を回って吸取紙を探したのですが、
　「ブロッターの吸取紙は置いてありますか？」
　「ブロッター？」
　そもそもブロッターを知らない人ばかり。当然説明しても置いてあることはなく、所沢全滅、吉祥寺全滅、最終的に池袋西武のLOFTでコクヨの吸取紙（126円）を発見しましたが、サイズも全然合わなかったので断念。その脇で見ていた僕の奥さんが、
　「私がスケブ切って作ってあげるよ」
　と。そうか、その手があったか。
　早速帰宅後に作ってもらったのですが、なかなか。ちゃんと良い感じに吸い取ってくれます。吸い取ったあともスケッチブックは吸水性が良いので、それがさらに写ってしまうようなこともありません。ちゃんと役割を果たしてくれます。
　ゴロゴロ、ゴロゴロ……なかなかやってみると面白い。
　ゴロゴロ、ゴロゴロ……ちゃんと余分なインクだけを吸い取ってくれる働き者です。
　ゴロゴロ、ゴロゴロ、ゴロゴロ……
　意外と楽しくなっちゃいます。
　ふと気づいたのですが、ブロッターはインクを吸い取ってしまうため、例えばM800の3Bなどで文字を書き、その濃淡を楽しむ場合には、インクがほぼ均一に吸い取られてしまうので、結果として濃淡の表現が消えてしまうことがあります。じっくり待てる時は待った方が良いのです。待てない時だけ、このブロッターをゴロゴロする。気に入った品だから毎日使いたいという気持ちはありますが。
　せめて使わない時、机の上にあってちょっとオシャレに見えてくれていれば、それもまた甲斐があるというものではないでしょうか。
ルビナート社
]]></description>
		<link>http://n-techs.com/archives/1271</link>
			</item>
	<item>
		<title>「マーボーカレー」</title>
		<description><![CDATA[　前回は「豆とほうれん草のカレー」という安全パイに逃げたので、今回はハズレくじっぽいものを……ということで、ハウス食品が送り出したチャレンジャーなカレー「マーボーカレー（中辛）」を食べてみました。マーボーカレーというと、数年前に牛めしチェーン店の松屋が発売したのですが、僕の判定では「あり得ない」という結果になったことを記憶されている読者諸賢もおられるかと思う。懲りずに果敢に挑戦、今回はどうなんでしょうか？
　食べた感想ですが、まずこの商品は、麻婆豆腐です。カレーをメインに打ち出すより、麻婆豆腐が主で、そのカレー風味といった感じです。カレーとしてみると下作ですが、豆腐もちゃんと豆腐ですし、挽肉も良い感じで入っていて、レトルトの麻婆豆腐としてはクオリティ高いと思うのです。そういえばハウス食品はレトルトの麻婆豆腐を発売していて、僕も学生時代はよくお世話になったような気がします。
　その麻婆豆腐を口にすると、ふわっと広がるカレーの風味がなかなか良いアクセントをしています。決してオオハズレな組み合わせではない感じです。意外な味のまとまり具合に、さすがレトルトのハウス食品と脱帽してしまいます。松屋の時も麻婆豆腐メインのカレー風味であるとは感じましたが、味のまとめ具合はハウスの方が数段勝っているように感じました。
　まあ、ただ、カレーを求めてこのレトルト買った人はどうなんだろうなぁ……と思わなくもありません。カレーとしてではなく、麻婆豆腐としての評価として、この商品を「美味かった」と評価したいと思います。
]]></description>
		<link>http://n-techs.com/archives/1252</link>
			</item>
	<item>
		<title>告知：WindowsPCの中古販売をするよ！</title>
		<description><![CDATA[　僕が個人使用の目的で自作したWindows用パソコンを放出します。
　かなり細部まで金をかけた作品なのですが、お値段70,000円（送料、梱包料込）にてお譲りいたします。
概要
　平成20年6月に製作した自作機です。1年弱使っていますが、その後Macに乗り換えたため保管してありました。
　細部まで結構いいパーツを使っていますので、まだまだ現役で行けるレベルだと思います。ただ、自作機ですのでメーカー保証などはありません。何かトラブルがあった場合は自力で解決できる方に購入していただきたいと思います。
　部品の故障等については、商品到着後10日間対応します。技術的な質問でなく、故障や不具合、重大な欠品等の問題のみでお願いします。
仕様
CPU　Intel Core 2 Quad Q9450　（2.66GHz、12MBキャッシュ、45nmプロセス）
マザーボード　Gigabyte GA-X48-DS5　（X48チップセット搭載）
メモリ　UMAX DDR2 4GB（2GB×2）
グラフィック　玄人志向 GeForce 8800GT PCI-Express 512MBメモリ搭載（型番不明）
サウンド　オンキヨー SE-200PCI LTD
HDD　HGST HDP725050GLA360 500GB 7200rpm SATA300
DVD　Pioneer DVR-A15J（DVD-RWスーパーマルチドライブ）
ケース　Antec Nine Hundred
電源　Enermax Liberty 620W
ファン　前方2、上面1、後方1
I/O
USB　8
IEEE　2（大・小各1）
LAN　2
PS/2　2（キーボード、マウス各1）
サウンド各種ポート
詳細はギガバイトの商品説明をご覧下さい。
・販売するのは本体のみです。キーボード、マウス、モニタ等は付属しません。
・OS等は付属しませんが、希望ならリニーズ堂のサイトでご覧下さい。購入時に一緒にご注文にただければ、ソフト1本につき500円値引きして同梱させていただきます。
加工
・グラフィックカードは、ザルマンのクーラーに換装しています。音が比較的静かで、効果も大きいです。
・CPUクーラーはサイズ社のクーラーを使っています。
・クーラーそれぞれの型番までは覚えていません、ゴメンナサイ。
・OCなどは一切していません。
欠品、留意点等
・パーツそれぞれの外箱等は付属しません。
・取扱説明書は現存する分は全てお付けします。ドライバCD-ROMは恐らく全て揃っています。
・自作で使わなかった細かいケーブル等は処分してしまったものあります。
・ケースはNine Hundredの旧型で、前面部が5インチベイに埋め尽くされているモデルです。当時も入手困難で、店頭展示品を譲ってもらったため、ケース底の足が1つだけ欠品していました。紙や木で固定して、ガタつかないようにしてご使用下さい。
・想像していたより酷くはなかったですが、空冷のため音はします。個人差で「耐えられる・耐えられない」はあると思うのですが、音はするもんだと認識して下さい。
・クーラーファンが大量に搭載されているので、結構空気中の埃を吸着します。エアコンフィルタなどを利用すると良い感じです。
その他
・現在、HDDはフォーマットを掛けてしまっております。型番・品番等の詳細な情報はお答えできない場合があります。
・確認のためにパーツを調べる……気が向けばやりますが、日常業務が結構忙しいので、原則勘弁して下さい。
]]></description>
		<link>http://n-techs.com/archives/1239</link>
			</item>
	<item>
		<title>「豆とほうれん草のカレー」</title>
		<description><![CDATA[　インドはニューデリーにあるコヒノール（Kohinoor）という会社のレトルトカレーを、ちょいまちさんから送っていただいたので、早速ご馳走になりました。
　開封した瞬間、「これは美味いかも」と認識。結構薫り高く、見た感じが既にインドカレーのそれです。ダルカレーひとつとっても、分かっている人が作ったカレーと、そうでない人が作ったカレーでは見た目が全然違います。複数のインド人、ネパール人から聞いたのですが、ダルは丹念によく洗い、その上でよく豆を煮込みます。ダルを指の腹で軽く押して潰れるくらい煮込むと、煮汁にもダルの粒子が溶け出して、それで作ったカレーは大変旨いのです。このカレーはまさにそんな感じのカレーでした。
　分量が多いのもインド的。恐らく日本にあるインド料理店のスパイスはここが入手経路じゃないか、というくらい有名な「アンビカ」が作ったレトルトカレーもそうですが、分量が非常に多いのです。日本のレトルトカレーが180〜230gが多いのに対して300gも入っています。銀座カリーが200gです、と言ったら比較できるかも知れないですね。
　早速一口。
　うん、美味い！ こりゃ上位ランクですよ、奥さん！
　ダルサグだったから余計そう感じたかも知れませんが、アンビカより基本に忠実で、より手作り感があるような気がします。塩メインの素直な味付け、良い感じのスパイシーさ、食べていてレトルトであることを忘れそうです。
　ただ、唯一残念だったのが、ほうれん草の色が退色しており、パッケージのような緑っぽさと言うより、くすんだ色をしていて残念な感じになっていました。無添加なのでやむを得ないのでしょうが、ちょっと残念。
　でも、味わいは良好。とても美味しいカレーです。仕事でどうしても外出できない今日みたいな日に、カレーゲージを回復させるにはぴったりです。
　久々に良いものを食べさせていただきました。
　ちょいまちさん、ありがとう！
]]></description>
		<link>http://n-techs.com/archives/1234</link>
			</item>
	<item>
		<title>ボールペン：トラディショナル K250 マーブルブルー</title>
		<description><![CDATA[　オマケ、といったら8,400円もしたボールペンに悪いだろうか。
　複写用紙など、万年筆では書けない用紙にも、自分のお気に入りの道具を使いたい。せめて、あんまり誰も持っていないボールペンがいい。僕が選んだのは、トラディショナルのK250 マーブルブルーだった。M800、M405、そしてK250。これでペリカン3兄弟と呼びたい。
　あくまで万年筆を使えない時の補助的な立ち位置ではある。しかし結構重みがあって高級感がある。ノック式で、結構大きく「カシャッ」と鳴る音がいい。元気に跳ね返るノック部は繰り返し押していると妙に気持ちが良かったりする。
　ボディも流線型のシンプルな構造。持ちにくさが全然ないのも好印象。トラディショナル（スーベレーンの廉価版）でもクリップはペリカンの嘴をかたどっていて微笑ましい。
　悪くない奴。オマケなんて言って悪かった。君も立派なペリカンだった。
]]></description>
		<link>http://n-techs.com/archives/1230</link>
			</item>
	<item>
		<title>万年筆：スーベレーン M405 黒 森山モデル</title>
		<description><![CDATA[　森山モデルの圧倒的な書き心地を前に、一時的にPC対面時間が減少するという奇跡（！）まで引き起こしたスーベレーン M800 緑縞ですが、3Bならではの弱点がありました。
　実は、文字が太すぎるのです。
　日記帳や業務メモ帳はB罫のノートです。ここに3Bの太字を書いていくのは大変な困難です。文字が滲むので、あとで読み返すとよく分からない字まで……
　アイデアノートは無地であったり、罫線があっても気にしないで書いているので良いですが、日記や業務ノートはなかなかそう言うわけにはいきません。
　せっかくだから、できるだけ長く愛すべき万年筆に触っていたい……
　贅沢というか、もはや他人にはどうでも良さそうな話について大いに悩んでいると、
　「そういう用途なら、むしろM400くらいがお奨めですよ」
　と森山氏がアドバイスして下さった。
　早速実物を触らせてもらったが、その絶妙なコンパクトさにグッときます。
　長さは、いわゆる一般的なボールペンとほぼ同じくらい。普及品のボールペンと比べると軸そのものは太い（2倍くらいあるかな）ですが、持った感じ太いなぁ、という印象はありません。意外と手にしっくり来る感じがあります。このM400というモデルは女性にも人気の種類らしく、確かに僕の妻も「見た感じより持ちにくくはない」と言っています。
　M800とは比べものにならないほどの軽さにも驚き。
　M800では、ペン先が紙面から浮かない程度の絶妙な重量感が特長で、文字を書いている間、不思議なくらいの安定感があります。人間が文字を書く時、気づかないながらにペンを支えるためにわずかな力をペンに対してずっと入れ続けているのですが、このM800はペン自体の重量のために余分な力を加える必要性がなく、それがひいては長時間の筆記でも疲れを感じない秘密となっています。
　ところが、このM400は軽い。驚くほどに軽い。値段が値段だけに勇気は要りますが、指先でクルクル回しちゃいたいくらい軽いのです。
　この軽さに不安を感じている様子を見てとったのか、「業務メモなら、長時間の筆記というわけではないと思いますから、この軽さでも特に疲れるということはないと思います」と森山氏。なるほど、確かに業務メモ帳の筆記時間はせいぜい15分程度。日記だってそんなに時間をかけて書かない。延々と書いているのはむしろM800を使う時ですから、この心配は無用かも知れません。
　「ペン先も硬くて、どちらかというと筆圧の強い人向けです。でも、業務メモって意外と速記気味になるでしょう？ そうなると幾分筆圧が強くなるから、M400の方がピンとくると思います」
　そこまで読んで薦めてくるとは、さすが森山氏だと改めて感動。
　初心者の人は万年筆を先の方で持ちたがり、玄人になればなるほどペン尻に近い部分を持つように変わってきます。ペンを持つ時に余分な力が入っていると先端の方を持つ方がバランスが良く、余分な力が抜けると万年筆自体の重さで筆記する方が楽になるので後ろの方を持つようになるのです。このM400はキャップを外した状態ならコンパクトに取り回して使えるし、キャップを後ろに付ければペンの後ろを持った筆記にも耐えられるようになります。その自由度の高さもこのペンの魅力のひとつだと思います。
　「か、可愛い……」
　でしょう、と言わんばかりに森山氏がニヤリとされる。これはもう、買わないわけにはいかない。
　早速ペン先BのものをM字に研ぎ出してもらうことに。
　「ところでシルバー、どうですか？」
　森山氏の薦めているのは400のシルバートリム405シリーズのこと。
　400シリーズはキャップの天冠部やクリップなどの装飾が金メッキ加工されています。これが405になるとロジウム加工となって銀仕上げ（シルバートリム）となっています。
　M800は金だったので、今度は銀もどうですか、ということ。もちろんその提案に乗らせていただきました。
　今度は縞なしのブラック。シンプルさをコンセプトにまとめ上げたかったのです。青縞と銀か、黒と銀かで迷ったのですが……
　「インクは……何かお奨めのものは？」
　「ターコイズとの対比なら、ブラウンはキレイですよ」
　試してみると意外と良い感じの色合いです。黒のボディとの調和も取れています。即決、このペンはブラウンとなりました。
　10日後、仕上がったM405を受け取りに再訪。
　「M800のようなヌラヌラはないですよ」
　と先に断られていましたが、やっぱり職人芸です。素晴らしいインクの出具合に感激しました。M字なので決して出過ぎて文字が潰れるほどではなく、それでいて擦れるようなケチな出方でもない。絶妙なインクの流出具合です。使い込んでみて思うのは、常におろしたてのようなインクの出方をしてくれ、切れることのない泉が組み込まれているんじゃないか、と錯覚しそうなほどにヌラヌラな書き心地がずっと維持されています。
　確かにM800と比べるとペン先は硬い印象があります。しかし、用途が用途だけに、ガーーッと書いていってキュッと小ぎれいに止まってくれるイメージのペン先にまた惚れ込んでしまいます。M800は急には止まれないイメージで、徐々に息を吐くように止まるような感じがあります。やっぱり歴然とした使い分けがそこにはあるのです。
　持った感じとしても、M800のような余りに太いボディより、このくらいの方が普段使いには魅力的です。気軽に持ち出してキュッキュッと書き込み、サッとペン入れに仕舞う。そこに躊躇もなければ、もったいぶった儀式もなく、ただ気持ちが向いた時に使えるという森山モデルが僕の手元に。これは随分素晴らしいことのように感じます。
　M800は僕にとって「頼るべきもの」で、M405は「飼っているペット」のような存在、と言えばかなり精度の高い表現だと思います。
　可愛いやつ、僕の手元でいつも元気にコロコロしているM405は、これもまたこだわりの逸品であると僕は大変満足しています。
]]></description>
		<link>http://n-techs.com/archives/1219</link>
			</item>
	<item>
		<title>万年筆：スーベレーン M800 緑縞 森山モデル</title>
		<description><![CDATA[　僕の愛用品、ペリカン社のスーベレーン M800 緑縞 森山モデルです。ペン先が紙面から浮かない程度の絶妙な重量感、しっくりと手に馴染む若干太めなボディ、調整され、まるで紙の上を走るようにスルスル書ける感覚……売文を生業とする僕にとって、彼はまさに頼りになる相棒です。緑縞という、ちょっと変わったデザインにも込められたストーリーがあって、それまでもが僕の想像力をかき立てるものがあります。この万年筆を手にして以来、銀行などで使う複写用紙、水性ペン禁止の書類以外でボールペンを使うことが滅多になくなってしまったほど、僕にとって深く愛すべき1本となっています。
　僕が初めて万年筆と出会ったのは、多分小学生の頃。学校の先生がプラチナのデスクペン（DPQ-700）を持っているのに憧れて、町の文具店で買ったのが初めてだったと思います。万年筆の使い方も全然知らない子どもですので、当然使えるはずもなく、「物凄く使いづらく、よく出なくなるペン」という印象が強烈に残りました。僕と万年筆の出会いは、決して良質なものではなかったということです。
　ところが大学生になって、遅ればせながら国文学に興味を持って自分の意志で勉強に打ち込むようになった頃、原稿用紙に文字を書くことが大変増えたことから、再び僕の中で万年筆への思いが込み上がってきました。当時、メインで使っていたのが300円相当のインクペンだったのですが、何しろ大量の文章を書きますから半月もするとインク切れになってしまいます。300円なりに気に入っていたインクペンですが、ある日、ついにどの店に行っても見なくなってしまいました。どうやら生産が停止されたみたいなのです。結局別のペンを探すことになったのですが、その時手に取ったのが、小学生の時に買って使わずじまいになっていた、あの万年筆でした。
　大人になって使い方も分かるようになり、書き味に対する好みなどへの理解もある程度持って、使っているうちになかなか良いものだと思うようになってきました。安物の、ペン先だってスチール製ですから、どうしたって書き味が良いはずもなくて、頻繁に掠れたり、インクの出が悪くなったりするのですが、それでもなかなか悪くないと思ったのは、ドイツの親しい友人の多くがそれぞれに自分の万年筆を持っていて、その持ち物に結構こだわる様子を見ていたので、これに影響を受けたのは確かだと思います。彼らが持っている万年筆は本当に格好良い道具、普段使いの万年筆、生活の中のおしゃれっ気、というイメージがあって、当時も今も彼らのスタイルに強い憧れを感じています。
　数年前、インターネットで偶然見つけたのが、森山信彦氏の工房「フルハルター」です。そもそも万年筆の高い、安いの決定的な違い（ペン先）を知らず、そのペン先を調整するという行為自体をイメージすらできなかった僕にとって、森山氏の仕事は大変な驚きでした。こんな仕事があったなんて！ こんな方法で自分用に調整された万年筆が作られるなんて！
　こういう人の存在を知って、ムズムズしない僕ではありません。早速にフルハルターへお伺いしました。
　唐突に伺った挙げ句、まずはお話だけでもお聞かせいただきたいのですが、と恐る恐るお願いしてみると、森山氏は笑顔で快諾してくださいました。
　森山氏は、無調整の万年筆を量販店で買い、その書き味が悪くて使ってくれなかったら、それはとても悲しいことであると僕に語ってくださいました。森山氏は顧客の万年筆の持ち方、筆跡などから、万年筆を持ったときの角度や筆圧を割り出し、ペン先の微妙な紙へのアタリを調整してくださると言います。通常、ペン先は主にイリジウムという稀少金属を用いており、これが耐食性・耐摩耗性に優れていることから採用されているのですが、一般的に売られている状態ではこのイリジウムが特に調整されていないためにカドが立っていたりするので、ペンの持ち方によってインクが掠れたり、出にくかったりする現象が生じるらしいのです。森山氏は顧客のクセを見抜いてイリジウムを研磨し、カドを取って丸みのあるペン先にし、紙面と接する部分に中心が来るように、その微妙な角度を調整してくださる。だから持ち主以外の人には使いにくく、持ち主には実に素直なペンになるそうです。素晴らしい！
　さらに森山氏は実際の万年筆を見せてくださいました。
　この時出会ったのが、ペリカンのスーベレーン M800でした。第1印象は、「あ、面白いデザイン」でした。万年筆に渋さを求めていたので、理想的なデザインはモンブランっぽいものでした。だから茶色の縞模様（フルハルターで見せて貰ったのは茶縞だったのです）の万年筆はどちらかというと僕の路線からは外れていて、実は余り候補に上ってこなかったのです。
　後日、ドイツの友人の1人が「俺の万年筆は茶縞だよ」と言って写真を送ってくれたのですが、何となく彼らの持っている万年筆が黒っぽくて渋くて格好良いなぁ、というイメージがとにかく先行していたので、正直スーベレーンにはグッと来ませんでした。
　ただ、魅力に感じたのは吸引式という機構です。森山氏によると、ペンをそのままインク壺にドブンと直接突っ込んで、ペン尻をくるくる回すとインクが充填されていく。逆に回せばインクが排出される。インクの出し入れを繰り返せば掃除の役目も果たし、メンテナンスする必要はないとのことでした。事実、現在まで僕は掃除らしい掃除は一切していません。じっくり使ってやり、折に触れてインクを吸引しているだけです。
　悲しいかな、現在万年筆の多くがコンバータ式を採用しており、コンバータにインクを充填させて使うタイプが主流です。機構自体が廃れてしまっていて、現在はペリカンとアウロラの一部だけにとどまっています。ペリカンの万年筆にグッときたのは、むしろこの部分に対する思い入れに共感した事が大きいように思います。最近も森山氏とお会いした際にこの話題になったのですが、「これだけ合理的な仕様なのに、廃れてしまったのが残念でならない」と言い合っていました。
　しかし、デザインです。嫌いと言うほどではないにせよ、渋いデザインを期待していた僕としては、縞模様のスーベレーンのボディには余りそそられるものを感じませんでした。ところがドイツの友人が「Souverän の Streifen（ストライプ） にはこだわりがあるんだ」と前置きして、実はあの縞模様は種類の違う2色の樹脂を交互に引き延ばして整形する、しかも手作業で！ という話を聞いてしまったものだから、俄然見る目が変わってしまいました。本当に僕は影響を受けやすい人です。「97年のペンオブザイヤーで一番人気だったのは緑だよ」とも教えてくれたので、この段階でほぼM800の緑縞に決定していました。
　数ヶ月後、改めて森山氏にお願いして「優れもの（Souverän）」の調整をお願いしました。ペンの太さは、3Bを3Bとして研ぎ出して貰いました。
　当たり前のことですが、ペンの太さが細ければ細いほどイリジウムの量が少ないのです。そのため、3BからBやMに研ぎ出すというのが森山氏のスタイルらしいのですが、僕は太字の方がよかったので、敢えて3Bを3Bのまま研ぎ出して貰うようにお願いしました。
　万年筆の魅力は、書いた文字の様子にあります。水性のインクが滲む様子、濃淡の美しさ、こういう部分に個性が出てくる楽しさが万年筆の面白みなのですが、細字では今ひとつ表現しにくいのです。太字には最も万年筆らしい個性があって、僕はそれを求めて3Bでお願いしたわけです。
「では、ここに住所と電話番号、名前をどうぞ」
と、紙と万年筆を渡されて、かなり緊張しながらなんとか書き上げました。このとき、森山氏は僕のペンの持ち方や角度、筆圧などを見極めているそうで、後日心に余裕ができてからお聞きすると、
「そりゃ緊張しない人なんていないと思います。プロにじっと見られて書くのに、緊張しない人はまずいないと思いますよ。その辺は経験で、ちゃんと割り引いて見ているので大丈夫です」
とのこと。ただ、その時はやたら緊張したことで後悔し、ひょっとして凄く違った研がれ方をされるんじゃなかろうか、と不安で仕方ありませんでした。
　10日ほど後、森山氏から「完成しました」との連絡。矢も楯もたまらず、といった風でフルハルターに駆けつけると、いつも通り落ち着いた雰囲気の森山氏が待っていてくれ、僕のスーベレーンを手渡してくださいました。
　恐る恐る試し書きをすると、驚き！ 本当にスルスル、ヌラヌラとインクが出てきます。
　紙面に当たるペン先の柔らかいこと。
　そして、ごく自然に、たっぷりとインクが流れ出てきます。この表現を作家の山口瞳が「スルスル、ヌラヌラ」と表現したとかしないとか。実感が伴うと大いに頷けるものがあります。
　この部分、むしろ1本はネット購入なんかで安く売っているペリカン万年筆を買って、しばらく使ってみると良い。この経験がないと、世の憧れである森山モデルの真の素晴らしさは理解できないと思います。市販のペリカン万年筆だって、決して悪い商品ではありません。むしろドイツマイスターの真骨頂であるスーベレーンが、森山モデルでなかっただけで価値が皆無になるわけではないでしょう。……ただ、違う。森山モデルと比較して、全然違うことに気がつかないはずはない。僕はつい先日、吉祥寺ユザワヤが閉店するのに際し、スーベレーンが半額になるセールがあって妻のために求めたのですが、使ってみてあまりの違いに愕然としました。さすがにこの違いすぎる違いに気づかなかったら、それこそ宝の持ち腐れであると言うべきでしょう。
　インクの色は「ターコイズブルー」で。ペリカン万年筆の正統派と言えば「ロイヤルブルー」だと思います。どちらにするか迷いましたが、ターコイズブルーの鮮やかさ、濃淡がはっきり出そうな雰囲気が気に入ってこの色をチョイスしました。万年筆は途中で色を変えるべきではないと僕は思います。かなりペン自体に負担をかけることになるので、一度決めたらインクは絶対に換えないつもりです。
　万年筆とインクを受け取って、ほくほくして帰宅。密かに自室に籠もり、いざ、早速……
　一種の麻薬みたいなもので、このペンでやたら何かを書いてみたくなる衝動がしばらく続きました。スーベレーン、“優れもの”と銘打たれたペンだけに、使えば使うほど手に馴染む太めのボディ、ペン先が浮かない程度の絶妙な重量を実現した安定感、そして森山氏の調整によって真価を得た滑るペン先。書いていくほどに味が出る、書いていくほどに手に馴染む、初めての経験に相当驚いたものでした。
「最初は違和感があることもあると思うけれど、そのうち解消されます。使い込んでください」
　実際、3Bという太いペン先のために、書き出しにインクが出ないことが当初は頻繁にありました。一旦インクが流れ出せば全然そういうこともないのですが、最初の一筆目で全然インクが出ない……相当長い時間試行錯誤して、ようやく流れはじめるという具合でした。これは太字のペン先によくあることらしく、森山氏は「使い込んでいくうちに解消されていきます」と仰っていたのですが、驚くべきことに、本当に最近では少なくなりつつあります。出ないときでも、「ん……」とほんの少し紙面に押し当ててやると簡単に流れ出るようになりました。こうなるともう、かわいくて仕方がありません。
　元々字は下手な方ですし、仕事柄多作であることを求められるので、あんまり落ち着いて書き味を楽しむことはないのですが、思索の旅に出て、その中で思いつく単語を書き出し、是非に盛り込みたい台詞や表現を書き出すとき、僕は決まってこの万年筆を使います。科学的には根拠のないジンクスみたいなものですが、この万年筆を持っていると、それだけで落ち着くのです。パソコンに向かうときは文章を書き上げるとき。その前段階の儀式として、万年筆でプロットを書き出す。その時は決まって深夜で、家族が寝静まってから。静かに、心落ち着けて、じっくりとやっていくのが楽しい。そういう思索の合間に緑縞のボディを眺めて、ああ、実は意外にこの緑縞も悪くなかったなぁと思いながら、今日もニンマリ万年筆を弄り回しています。
ペリカン社Webページ（本社はスイスです）
フルハルター Webページ
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