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カテゴリー:くま社長日記
十万石饅頭のテレビCMがテレ玉なんかでよくやっていて、結構脳裏に焼き付いていたわけですが、先年、所沢に引っ越して、晴れて埼玉県民になっても、その十万石饅頭を見かけたことがありませんでした。
「なあ、十万石饅頭って知ってる?」
「ええ、『うまいっ、うますぎる…』ですよね?」
「おう、それだ。…で、食べたことあるか?」
「いえ、全然…そういえば見かけたこともありませんねぇ」
生まれも育ちも埼玉県民のK領くんですら、十万石饅頭を見たこともない。果たしてどんな饅頭なのかとても気になっていたわけです。
と、そこへ先週金曜日の新聞折込広告の中に、所沢ダイエーのチラシが。
「埼玉銘菓特集…十万石饅頭550円!」
おおっ、これだ!
「そんなに気になるなら、私が買ってきてあげるわよ」
うちの母親がそう申し出てくれたので、お願いしておいたわけですが、ランチ中に電話が。
「お昼にダイエーに行ったら、売り切れてた!」
「うそっ、どんだけ大人気やねん!」
「だって、十万石饅頭のコーナーに本日分売り切れましたって表示が出てたよ」
「そんなに美味いのか???」
ますます気になってきました。
そこで翌土曜日、今度は僕自身でダイエーに出向き、朝10時手前、開店と同時に入場してみました。
と、驚きです。地下の食品売り場に行ってみると、もう10数名の人たちが十万石饅頭めがけて走っているわけですよ、本当に。そんな走るほど美味いのか!そうなのか??
僕も慌てて走っていって、何とか550円の十万石饅頭1箱(5個入り)をGET。まさか開店と同時にここまで群がるとは予想していませんでした。
で、早速帰宅して食べてみたわけですが。
「……?」
んー
普通。いや、ちゅうか、本当に普通に想像できる味です。別に不味くはないのですが、本当に想定の範囲内の味わいで、特別工夫をした様子もありません。ごく普通の、なんてことのない味です。
「……これ、美味すぎる?」
「美味いけど…すぎはしない」
家族全員、お茶飲みながら「普通」を連呼していました。
ま、多分、他の走っていたお客さんも、棟方志功のテレビCMが気になっていて、「これは気になる。是非一度食べてみたい」的な感覚だったんじゃないでしょうか。とにかく普通の味で、ある意味安心しました。だって、無茶苦茶美味かったら、(会社のある)行田市まで買いに出かけなければならなかったから…
2008年 11月 16日 16時 09分更新
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カテゴリー:くま社長日記
随分前、千葉県の銘品「サバカレー」の製造メーカーと同じところだったと思うけど、「ゴーヤーカレー」を作っていて、それを入手してレビューを書きました。ところが、余りに主張のないゴーヤが憐れすぎて、思わず「カレーの神様に謝れ!」と激怒したわけですが、今回も懲りもせず「ゴーヤーカレー」を入手、試食することとなりました。
今回の「ゴーヤーカレー」は沖縄ハムという県内メーカー。沖縄では結構有名なメーカーらしく、沖縄に行くと色んな商品に見られるそうです。まあ、本場だけに多少は期待できそうです。

(パッケージ。こんなパッケージみたいなゴーヤーが本当に入っているのだろうか)

(早速暖めてご飯にかけてみました)
ご飯にかけたところ、とりあえず立ち上る匂いはカレーです。前回は余りの出来映えに怒り出しましたが、今回はとりあえず匂いの段階では問題なさそうです。
ゴーヤーですが、さすが沖縄県。大きいです。ゴロッとしたゴーヤーがいくつも入っています。

(ただ、カレーと一緒に煮込まれているので、パッケージほど緑豊かではない)
早速いただきます。
……
おうっ、普通……美味いには美味いです。レトルト然とした、まあ、普通のレトルトカレーです。前回ほど味が崩壊していることもなく、普通にククレカレーというか、ボンカレーというか、まあ、普通のカレーです。
ゴーヤーですが、前回のゴーヤーが、まるでゴーヤーチャンプルーに入れる時のような薄切りゴーヤーでしたが、今回はブロック型の、大変存在感のあるゴーヤーで、スグに見つけ出すことができました。食べてみると、……うーん、やっぱり柔らかいです。煮込まれているので、食感らしい食感がなく、なんというか、茹ですぎたブロッコリーみたいな感じです。
今の科学力があれば、ゴーヤーだけ別袋にしておいて、あとのせでも良いんじゃないかと思います。ゴーヤーが入っていることでカレーに出汁が出て…と言うこともないので、何らかの調理方法で食感が残る感じに調理して、最後にゴーヤーをトッピングする方が現実的じゃないかなぁ…コスト掛かるだろうけど。
でも、前のものより随分良くなっています。カレーはカレーとして、とりあえず普通に食べられた!
ゴーヤーカレーとしての主張も通っていた!
及第点だと思います。2回買うかどうかは微妙だけど。
2008年 11月 13日 13時 23分更新
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カテゴリー:くま社長日記
ついにダメか。
随分前、かなり高額なCPUを購入したところ、透明パッキン包装にくるまれていたCPUの“剣山”がひん曲がっていて、それをツクモの店頭に持っていったら、
「製造過程でこんなことがあるはずがない。お前がやったんだろう」
というようなことを言われて立腹、それ以来誓って一度も利用していませんでしたが、この店もついにダメになったかと思うと、ちょっと思い出深いものを感じます。
個人的な心境を言えば、「そうなるべくしてなったんでしょ」という冷たい気持ちもありますが、1人のアキバ好きの立場で言えば、たとえヤな店でもなくなるのは寂しいな、という気持ちも強いのです。同じ経営者の立場で言えば、どんなに顧客最優先のお店でも完璧にトラブルを防ぐのは不可避であって、ダークに「いい気味だ」ということも言いにくいと思います。それでも個人的には腹立つんですけど。
パーツ店が次々に陥落していく今日、本当にマニアックな話題で楽しく店員さんと話していけるスペースが少なくなって残念です。
2008年 10月 30日 17時 21分更新
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カテゴリー:くま社長日記
以下、省略可。文学好きだけ読んでおけば宜しい。
白樺派というのは、大正時代の文学思想の一派のことで、学習院大学の当時の学生たちが同人誌として立ち上げた『白樺』という文学誌を中心に展開されたため、白樺派と呼ばれるようになりました。中心人物に武者小路実篤、志賀直哉などがいます。
彼らの基本的な思想というのは、明治時代全般にわたって隆盛を極めた、田山花袋、島崎藤村の自然主義派を語るところから始めなければなりません。自然主義派というのは、田山花袋の『蒲団』にあるような、露骨な性表現、作者自身の経験の告白(ゆえに花袋を私小説の始祖と見る向きもある)を中心としたスキャンダラスというか、露骨な表現を追求した小説で、『蒲団』なんて読んでみると、男ならあり得そうなムンムンとした雰囲気が漂っていて、深夜なんかに読むと欲求不満になりそうで怖い本です。
この自然主義の潮流に反発する形で登場するのが夏目漱石や森鴎外で、漱石の『吾が輩は猫である』などは、その時代において人間社会の不条理性を批判する精神で描かれた作品であると言えます。新思潮系から芥川龍之介なんかも登場しており、近代文学花盛りだった時期です。
もうひとつ、永井荷風と谷崎潤一郎の耽美派もこの辺りで登場していて、自然主義的な露骨表現ではなく、こう、幻想的な表現と性への憧憬を描きつつ、現実はやっぱりそう上手くいかないねっぽい話を非常に捏れた文章で描いていく感じです。僕が上京して頼った老夫婦が谷崎潤一郎と昵懇だった人で、よくその老夫婦の自宅に遊びに来たらしく、彼の遺したノートやら色紙やらがあったので、僕も彼の作品に触れることは必然的に多かったりします。『痴人の愛』なんて、主人公の男が美少女を引き取り、理想の女性に育て上げて、ゆくゆくは結婚しようという企みを持っていたが、徐々に綻びが生じてきて、理想から遠ざかっていく。それでも少女はすごい美人になっていき、その中で苦しみもがく…みたいなエグい話が多いです。面白いですが、鬱になります。
そんな自然主義に対する反対勢力が台頭してくる中で、大正デモクラシーによる自由な雰囲気を謳歌するがごとく登場したのが、この白樺派です。お金持ち学習院のお坊ちゃんたちが集まって作った集団で、それだけに自由主義的というか、博愛主義的というか、ロック調で言えば「ピース!世界はひとつ!」みたいな雰囲気バリバリで、「自分の中で随分黒くドロドロとした思考をさんざん展開させておいて、最後は勝手に無常感で全てを許す」みたいなのが多い気がします、『暗夜行路』とか『お目出たき人』とか。現代風に言うと「いい人小説」です。
そんな非現実的な筆致に特徴のある白樺派でしたが、雑誌自体は関東大震災で廃刊となり、その後自然主義的な回帰現象とプロレタリア文学の勃興の中で、終焉を迎えていきます。当時の日本は軍国主義へと進んでおり、文学界全体が衰退への道をまっしぐらな状況でした。
そんな白樺派ですが、文学者だけでなく画家やデザイナーも属していて、その中の民芸品オタクだった柳宗悦さんの奥さんが作ったカレーというのが、この「白樺派のカレー」だそうです。味噌を入れたのが特徴だそうで、名古屋の八丁味噌入りカレーと比べてどうなのかとても気になります。

(チキン味とポーク味。今回は白い方、ポーク味を攻めます)

(早速作ってみました。香りが結構立っています。なかなか良さそうな感じです)
早速いただきます。
……おうっ、美味い!これはなかなか。味噌効果で意外と深みのある味わいです。良くできたカレーです。
これまで食べてきたレトルトカレーって、おおよそ2つに大別されるんです。
レトルトカレー然としたカレーと、やたら凝っているカレー。このカレーは幾分後者に属しています。なかなか手が込んでいて、味わい深く、舌触りもすばらしい。
辛さですが、「中辛」とあり、まさにその通り、中辛です。時々必要以上に甘いカレーってありますが、あれは良くないですよね。逆に辛すぎると味も消えてしまいますから、このカレーの辛さは、カレーとしての旨味を消さない丁度良いくらいだったと思います。

(豚肉も大型で、食べた感がすごくあってゴキゲン!)
今回、このカレーの提供は、いつもお世話になっている ちょいまちさん の提供でした。
先日、当ブログ上で話題になっていて、是非にと思っていた矢先に送っていただきました。大変おいしかったです。千葉のカレーはハズレが少ないですねぇ。ゴーヤカレー以外全部当たりです。かなり良い的中率だと思いますよ。
ちょいまちさん、いつもありがとうございます! 近いうちご一緒にカレーでもどうですか?
2008年 10月 27日 13時 21分更新
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カテゴリー:くま社長日記
ここ最近の忙しさは異常です。
とりあえず今日は多少時間が空いたので、最近の時事ネタでも触れてみようと思います。
■麻生さんが高級レストラン巡り
最近やたら報道されている、麻生総理の連日に渡る高級レストラン巡り。
ここのところ主婦の節約術とかで露出の多い、人気ファイナンシャルプランナーのおばさんが、
「麻生さんの葉巻1本(1,500円〜2,500円)で、4人家族が1日の食事代にしている家庭だってあるんですよ」
と批判的なコメントをしていたのを見ていたのですが、果たしてそうなんでしょうか。
まず、麻生さんは自腹でレストランに行っているわけで、公務で出かけているわけでも、公費で私的利用しているわけでもないのです。自腹切って出かけたのに、それを批判されるってのは、どうも格好が付かない。麻生さんがお金持ちなのは、別に総理だからじゃない、生まれついた先が金持ちだったし、彼自身が経営者として貯めたお金もあるはずで、決して彼自身が非難される類のものじゃないわけです。自腹切ってアフターをどう過ごしたって、それは公序良俗に反していない限り、批判されるべきではないと思います。
それに、金持ちまで不景気だ、不景気だと言って財布の紐を締めてしまったら、市場に流通するお金の量が減ってしまい、ますます庶民にお金が回ってこなくなってしまいます。彼は上客としてお店に金銭を支払い、店はそれを給料としてスタッフに支払う、上手くすればボーナスだってちょっとは出るかも知れません。そのお金でスタッフは生活費、子どもの養育費、家賃や色々払って、受け取った大家、スーパーの店員、子供服のお店はさらにそのお金を……という具合にお金はグリグリ回っていくのですから、麻生さんはお金持ちとしてバンバンお金を使ってくれることについて、それは褒められこそすれ、批判されるなんておかしいと思うわけです。ファイナンシャルプランナーという仕事は、こんな単純なことも判らないんでしょうかね。
ま、1国の主が、海外へ訪問したり、海外から賓客を招くに当たって、マナーを知らなかったり、粗野な振る舞いをしたりされるより、育ちの良さ、センスの良さが光る人であって欲しいと思いませんかね。庶民派って、そんなに良いことなのかな。
■民主党はおかしい
福田さん、安倍さん両氏の時に思ったのですが、在任中は「総理は即刻辞めるべきだ」と言い続けたり、不信任の動議を出しておいて、いざ辞任すると「辞めるなんて無責任だ」と批判するのは何故なんでしょうか?
■パキスタン、タリバンと和解へ
やっぱりなぁ。
アメリカは結局得るものは思ったより少なかったのかも。
イスラムのことはイスラムで。それでいいじゃない。イエスのおっさんだって、「汝、自分を愛するように隣人を愛せ」とか言ってるわけで、ご近所が違う職業、違う教育方針だからといって、いきなり人んちに上がり込んで亭主を殴っちゃダメだと思うんだ。話し合いでやろうよ。
■次回予告
つい先日、「白樺派のカレー」を入手、試食しました。
明日か明後日、レビュー出します。
2008年 10月 26日 15時 07分更新
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